こんにちわ!
少年サッカーLABOです!

このブログでは、「サッカーをやっている・やろうと考えているサッカー少年・少女」や「サッカーを頑張っているお子さんを応援したいお父さん・お母さん」に役立つ情報を発信しています!

今回は・・
【大人向け】小学生だけじゃなく大人にも必要⁉どうやって休む?練習ない日の休養日!
です!

久しぶりにコーチやお母さんお父さん向けの内容になります!
今回は休養を考えていきましょう。

サッカーは時代が変われば、流行りや必要な能力が変わっていきます。それと同じように、昔と今では子供たちの環境や、スポーツ科学の進歩によって推奨されることが変わってきます。

何が言いたいのかというと、コーチやお母さんお父さんたちが思っている「当たり前なことや普通のことが本当にそうなのか?と疑ってほしい」ということです。お子さんがスポーツを頑張っているのを応援したいのであれば、どんな方法であれ、大人も学ばないといけないのです。この記事がその1つになれれば幸いです!

さて、少年スポーツにおいて、練習・トレーニングは言わずもがなとても大事ですよね。近年では、それだけはなく食事・栄養がともなってないと練習が意味がないというくらい食事・栄養も重要視されています。そして、今回のメインとなる「休養」も同じくらい大切なんです!
とくに勘違いしがちなのは、人によって休養となるものが違うということです。それは大人でも子供たちでも違うことなので、この記事を見れば大人の人たちにも応用ができます!

というわけで、休養について考えていきましょう!

休養とは?

スポーツ界でいう休養とは、言葉の通り「やすみ、やしなう」ことです。
先ほど言いましたが、食事・栄養がともなってないと意味がないのと同じで、トレーニングし続けるだけではなく、「やすみ、やしなう」ことが必要不可欠なんです。

ここで大切なのが「やしなう」こと。育て、蓄えるという意味で「やしなう」です。では、スポーツでいう「やしなう」とはどんなことを意味しているのでしょうか?

それは、「精神的・身体的英気」をやしなうということです。
どういうことなのか見ていきましょう。

精神的英気をやしなう

精神的英気とは、簡単にいえば「やる気」です。
日本のスポーツでいう練習は、「できない→できた→できる→当たり前」ということを目指します。うまくなりたいなら当たり前だと思うかと思いますが、みんながみんなプロを目指していたり、うまくいかないことに前向きなわけではありません。楽しいことがたくさんある今の世の中で、子供たちがスポーツの練習というかなり精神的にストレスがかかる練習を続けられるでしょうか?

ただ練習や習い事を続けさせるために休養を過ごすことになるのか、子供たちが次の練習が楽しみになるような休養を過ごすことができるのか。家族によってやり方や関わり方は十人十色なので、答えはないと思います。
育成年代では、身体的英気よりも精神的英気をやしなうことのほうが重要です。

身体的英気をやしなう

身体的英気とは、簡単にいえば「からだが成長するためのエネルギー」です。
スポーツの練習をするということは、子供たちの成長するためのエネルギーを練習するためのエネルギーにも使うことになってしまうので、想像よりエネルギーが必要なんです。(なぜエネルギーが必要かはおすすめ間食の記事または5大栄養素の記事からどうぞ)なので、「エネルギー消費を抑える日」が必要=休養が大事ということです。
なので、練習がない日だからといって食事を1食抜いたり、量を減らしたりすると、せっかくエネルギー消費を抑えて成長へ回せるのにもったいないことになってしまいます。間食もとったほうがいいですが、最低限しっかりご飯は3食いつも通りに食べましょう!

またそれらが疲労回復にもつながるので、休養はさまざまな意味を持ちます。

どんな休養の取り方をすればいいの?

では、どんな過ごし方をすればいいのでしょう?
結局、休養の最終的な目的地はこれです。

次の練習やほかのことに対して、やりたい!と自発的になるようにする

では、こうなるためにはどう過ごせばいのでしょうか?ポイントはそれぞれ2つづつあります。

☆精神的英気☆
・好きなこと・楽しいと感じることをする
・「やりたい!」と思ったことをする
☆身体的英気☆
・3食しっかりご飯を食べる
・はやく寝る

子供は素直なので、放っておいても好きなことややりたいことをやります。練習が好きなら、練習がない日でも何も言わずとも練習しますし、練習は好きじゃないけど試合は好きなら試合ばかりやっているかもしれません。もしかしたら、ゲームのほうがやりたいことだったりするかもしれない。時にはごはんなんてそっちのけにすることもありますよね。

ですが大切なのは、親としてそれを尊重してあげることです。

結局のところ人間は、やりたくないことにはあまりエネルギーを出しにくいものなので、素直にやりたいこととやりたくないことをはっきりさせる子供たちはある意味大人よりも自分のことを知っている部分もあります。
実は、子供でも大人でも自分の「やりたい!」が解消されていくとやらないといけないことにも向き合いやすくなっていきます。

例えば、先にやりたいことをやって自分の「やりたい!」を満たしたとします。では、次にエネルギーを向けるところはどこでしょうか?少なくともそれまでと同じ「やりたい!」ことではないはずです。
それらの「やりたい!」を解消させることが精神的英気をやしなうことにつながるのです。
ただ、それでも精神的英気がやしなえない場合は、もしかしたらその子は好きじゃないか、やっている場所が悪いのかもしれません。別に悪いことではないので、そこは本人と話をする必要があるでしょう。

身体的英気をやしなうことに関しては、ご両親がメインとなってくるかと思います。難しいところも多々あるかと思いますが、やはり工夫次第できっとサポートできるのではないでしょうか?

今の小学生はやらないといけないことが多く、とても忙しいです。だからこそたくさんのことをやり続けるためには「休養」が必要なんですね!

まとめ

いかがでしたか?

やはりその家によって家庭事情は異なります。なので、さまざまなやり方があると思いますし、子供たちの特徴もあります。それでも子供たちはお母さんお父さんやさまざまな人に支えられながらたくましく成長していきます。
やることが多く忙しい近年の小学生。だからこそ、どんな休養日をつくるのか。
アクティブに動き回って過ごす子もいるかもしれませんし、インドアでもみんなで盛り上がる子もいるかもしれません。いろんな休養が存在すると思います。
お母さんお父さんも、今一度お子さんといっしょに休養日について考えてみてはどうでしょうか?

ではまた次回。
ありがとうございました。