こんにちわ!
少年サッカーLaboです!

少年サッカーLABOでは、「サッカーをやっている・やろうと考えているサッカー少年・少女」や「サッカーを頑張っているお子さんを応援したいお父さん・お母さん」に役立つ情報を発信しています!

第4回となる今回は、
【小学生サッカー】上手くなるには?
ということで、どうやったら上手くなっていくのか指導者・保護者目線で考えてみます!

「これを考えるのはコーチなどの教える人でしょう」や「小学生本人の意思じゃないの?」と思うかもしれません。その通りです。
まずは本人の意思が最優先ですが、お母さん・お父さんにも関係大ありです。

大部分はコーチよりも、お母さん・お父さんとの日々の生活によって、上手くなっていく基本となる考え方や、取り組み方を学んでいきます。
もっといえば、どんどん大きくなっていく小学生たちが「どうやったらできるかな?」ということを考える基礎を作っていくと言っても過言ではありません。

サッカーはそれを学んでいくとても良い経験の1つです。

あと、あまり知られていないかもしれませんが、サッカーは教えすぎると下手になります。😱😱😱
さらにやってる側もつまらなくなります。

それは、サッカーに正解はないからです。

なので、教える側も、サッカーやスポーツを経験したことのあるお父さんお母さんでも、時代が変われば良いと言われるものが変わったり、新しいものが流行ったりするので、要注意!

というわけで、少年サッカーLABO初の大人向けの回、いきましょう!

上手い!ってなに?

では、「上手い!」ってなんでしょう?

ボールをたくさんさわれること??
点をたくさん取れること?
ボールを強くけれること?
ボールを取る回数が多いこと?
相手からゴールを守れること?

なにか気づきませんか?

そうなんです。

「上手い!」とは、かなり抽象的で、「ポジションによって」「人によって」、「上手い!」と言われることは少しづつ違うんです。少し比較してみましょう。

例えば、ディフェンスの選手でうまいと言われる選手は、「ボールをたくさんとれる選手」「相手からゴールを守りきれる選手」が多いです。
反対に、オフェンスの選手なら、「点をたくさん取れる選手」「チャンスを作り出せる選手」が上手いと言われることが多いのではないでしょうか。

そして、一般的に「上手い!」と言われるところは、「ボールを扱う技術」です。
トラップ、パス、シュート、ドリブル、リフティング・・・などなど。

ですから、「上手くなるにはどうやったら良いの?」と言われれば、こういった「技術をあげる練習をすればサッカーが上手くなるよ」と答えるのが正解なのです!

・・・本当にそれでサッカーの上手い選手になるのでしょうか?🤔🤔🤔

勘違いしないで欲しいのが、「不正解」「間違い」ではないということです。間違いなく「正解の1つ」です。

逆にいえば、教える側が「これ以外に上手くなる引き出しを持っているかどうか」が問題になってきます。

コーチが小学生に「技術が上がれば上手くなれる」といえば、おそらくとても素直に技術の練習をするでしょう。
逆にいえば、「技術が下手な選手は、選手として下手くそ」とも理解するかもしれません。

では、サッカーって技術がないとできないスポーツなのでしょうか?

サッカーってどんなスポーツ?

サッカーとは「相手より多くゴールを決めた方の勝ち」なスポーツです。非常にシンプルですね。

そんなシンプルなスポーツであるサッカーで上手くなるために、「上手いとはなにか」を長々と書きましたが、とても複雑と感じたのではないでしょうか?
そんなことありません。
先程のところを考えてきたからこそ、シンプルにしたときに理解しやすいのです。

ここでのサッカーにおける上手いをまとめると2つほど。

「ゴールに関われることができる」
「相手からゴールを守り切れる」

これが上手い選手です。
そこでは、技術が高くても低くても、「ゴールに関わることができる」「相手からゴールを守り切れる」のであれば、上手いんです。

ゴールに関われる技術が高ければ高いほど、相手からゴールを守り切れる技術が高ければ高いほど、ゴールに関わりやすくなりますし、相手からゴールを守り切りやすくなります。
「技術を高めれば上手くなれるのが間違いなく1つの答え」と書いた意味はこういうことです。

サッカーが上手いとは、「技術が低くても点がとれる選手」、「技術が低くてもアシストできる選手」、「技術が低くてもボールを取ることができる選手」なんじゃないでしょうか?

そんな選手たちの技術も高くなっていったらどうなってしまうでしょう?

上手くなるには?

では改めて、上手くなるにはどうしたらいいでしょう?
先程同様、答えはシンプル。

「ゴールに関われる選手」になる。
「相手からゴールを守り切れる選手」になる。

このくらいシンプルがいいんです。

そのためにどんな練習があるのでしょうか?
それを考えるのがコーチです。

上手くいかないとき、どうやったらできるのでしょうか?
それを支えるのがコーチだけでなく、お父さん・お母さんもです。お子さんは、お父さん・お母さんの日頃の立ち振る舞いもしっかり見てます。なので、取り組み方や考え方もそこからきてます。

だからこそ、上手くなることをみんなで一緒に分かち合えるのではないでしょうか?

まとめ

少年サッカーLABO初の大人向けの回、いかがでしたか?
言葉にするのは難しい部分や、意味の伝わらないところがあるかもしれませんが、サッカーの楽しさは上手い下手で決まりません。
上手いと言われる子も、上手いとは言われない子もサッカーになれば同じなんです。だから、「楽しいから上手くなる」のであって、サッカーは「上手いから楽しい」のではないんです。
だからこそ、自分から考えることができるようになるいい経験ができるのではないでしょうか。

ではまた次回!
ありがとうございました!