初めまして!
少年サッカーLaboです!

このブログでは、「サッカーをしている・しようと考えている少年・少女サッカープレーヤー」や「お子さんが頑張っているサッカーを支えるお父さんお母さん」へ役立つ情報を発信しています!

その記念すべき第1回は・・・
「楽しく上達する練習3選」
ということで、まだ筋肉や身体の骨格が固まっていない小学生低学年から高学年にぜひ試してほしい練習を3つほど解説します!

これを続けていければ、足が速くなったり、思い通りに足や腕を動かすことができるようになったりして、サッカーがもっと楽しくなります!

サッカーは足を使ってやる難しいスポーツです。でも、いろいろ練習して、どんどん自分の身体のことを知っていくと、だんだん楽しくサッカーができるようになって、うまくなるんです!
なにごとも楽しいほうがうまくなるので、1人でも友達とやるときにも楽しくやることを考えてやっていきましょう!

サッカーが楽しく上達する練習レベル1 モモ上げ

ここでやるのはモモ上げという名前ですが、全身を使います。簡単にいえば、走る動きを少し分けて練習して走ってスピードが上がっても同じように走れればもっと楽に走れるかも⁉︎といった感じです。

走るときに最低限の力だけなら、他の動作に力を使うことができるようになるので、足が速くなるはもちろん、もっとサッカーがうまくなるかも⁉

モモ上げのやり方

①その場にまっすぐ立つ

②右足と左ウデまたは左足と右ウデを上げてストップ

③走る時のように素早く逆足・逆ウデに変える


④②と③を左右交互に10回繰り返し

モモ上げをするときのポイント

ここでは、2つのことに注意しましょう。

①立ってる足のヒザがまっすぐになってるかな?
②走っているときと同じように足とウデが動いてるかな?

この練習は、走るときにからだ全体を使えるようになります!

①のようにヒザを曲げてバランスを取っている場合、バランスを取ろうとして全身に力が入っている可能性があります。片足で立ってるので、バランスを取ろうと頑張るのは当然ですが、今回の場合は力を抜くことをやってみましょう。力を抜き、頭をてっぺんと考えてに身体を空へ向かって伸ばすイメージで立ってみましょう。その状態で走るイメージで練習します。もちろんウデも走ってるときと同じ感じです。

最初はうまくできないかもですが、やればだんだんできるようになります!

サッカーが楽しく上達する練習レベル2 ヒジタッチダンス

ダンスが走りやサッカーに関係あるのか?と思った方もいるかもしれませんが、めちゃめちゃ関係あります。走りもサッカーも全身を使う運動です。さらにスポーツにはリズム感が大切で、うまく身体を動かすことができる人はリズム感もいい人が多いと言われています。
ぜひやってみましょう!

ヒジタッチダンスのやり方

①その場にまっすぐ立つ

②ウデを振りあげ、ヒザを足とは逆のヒジをタッチしにいく(ヒジも少しヒザへ向かう)

③リズム良く逆足・逆ウデに変える


④②と③を左右交互に10回繰り返し

この練習は、走るときに使うウデと足をうまく使うのが目的です!
もちろん走りに活かすのが目的なので、レベル1の注意点と同じですが、レベル2は頭で考えるより、踊るようにやってみて、注意点に少しずつ気をつけていくほうがうまくできるかもしれません。

ヒザタッチダンスのポイント

それと、ここではもう一つ注意点があります。

ヒザでヒジをタッチしにいくときに背中が丸まってないかな?

ポイントは、レベル1と同じで、力を抜き、頭をてっぺんと考えてに身体を空へ向かって伸ばすイメージでリズム良くできるようにしましょう。走る時に背中が丸まっていたり、身体を前にしすぎるとうまく走ることができません。常に身体はまっすぐ!です。

レベル1より少し難しいかもしれないけど、できるかな⁇

楽しく上達する練習レベル3 アジリティダッシュ

サッカーは、陸上競技とは違いまっすぐ走るだけではありません。止まったら走ったり、前に行ったり後ろに行ったり、右に行ったり左に行ったり。より速くするためには、ただ速く走れるだけではなく、色んな方向へ身体を走れる状態に素早く整えることが大事です。
この練習でもっと身体を使えるようになろう!

アジリティダッシュのやり方

①上の動画のようにマーカーなど目印になるものをおく
②手前のマーカーから1番奥のマーカーまでダッシュ
③マーカーの近くで1度スピードを緩める
④右後ろまたは左後ろのマーカーまでうしろ向きのままダッシュ
⑤中央のマーカーまでサイドステップ
⑥1番奥のマーカーまでダッシュ

この練習では、レベル1とレベル2の確認をしましょう。
サッカーに必要な走る向きを変える中で、「どんな感じで走っているのか」「足もウデも使えているのか」ということを確認しながらやってみてください。
確認なので、3セット~5セットでOKです。

アジリティダッシュのポイント

ここでのポイントは3つです。

①あくまでも自分のからだの確認
②できるだけ1セット1セットを全力でやる
③多くできなくても良い

レベル1やレベル2のように走るのではなく、なにも考えずにやってみて1セット1セットをこれまでの注意点を確認してみてください。考えるのはレベル1とレベル2だけで十分で、レベル3では自分の「普通」と「考えて練習していた自分のからだ」と比べてどこまで近づけられるのかを楽しみましょう。
続けていくことで、「自分の普通」がレベルアップしていきます。

もし、自分のからだを思うように使えるのが自分の普通になったら、きっとサッカーも今より楽しくなっているかも⁉

楽しく上達する練習のまとめ

以上3つの小学生にオススメの練習を紹介しました。

「走る」ことはからだ全身を使うので、実はとても難しいことをしているということを知ってますか?
ということはどういうことか。

そうなんです。

最初にも言いましたが、サッカーってすごく難しいスポーツなんですよね。「走る」以外にも「止まる」「ける」「ジャンプする」などが必要ですし、手ではなく足でボールをコントロールします。
でも、サッカーって「うまくないと楽しくない」ではないんですよね。「うまくなればなるほどどんどん楽しいが増える」のがサッカーの魅力の1つです。
小学生でも、できないことを練習すればできるようになります。プロサッカー選手たちも練習してうまくなっているわけで、小学生だからといってできるようにならない理由はありません。

いろんな練習をして、自分のからだを思った通りに動かせるようになれば、サッカーだけでなく、ほかのスポーツももっと楽しくできるようになります!
みんなで楽しく練習しよう!!